断片化の時代
結局どこかで読んだことある意見に落ち着くんだけどね
読んだ
テレビが面白くなくなった理由/コンテンツの質と量について - デマこいてんじゃねえ!
「テレビが面白くなくなった理由」というテーマで考える。
僕の家にもテレビがない。
テレビがなくても話題に困らなくなったから。
趣味が多様化した
今はネットの時代で自分が好きなモノを見たり聴いたりできる時代になった。
だから受動的なテレビによってもたらされる娯楽よりネットのほうが楽しい的な意見。
断片化の時代だから
現代人に飽き性な人が増えてきている気がする。
自分がその一人だから自分だけの勘違いだと思うけど。
今もっともプレイヤー人口の多いフォーマットは携帯ソシャゲである。
携帯ソシャゲにもRPG的物語は流入した。
しかし、ソシャゲと物語とは、徹頭徹尾相性が悪い。
物語は没入を必要とする。ソシャゲは断片時間で没入せずに遊ぶものである。
更なる物語の断片化が迫られる。
この流れは別にゲームに限らない。
長い物語は断片になり、短文テキストに姿を変えた。
長い映像作品は断片になり、webの断片動画になった。
映画を見るよりyoutubeやニコ動で低解像度の満足を得る時代になった。
長時間拘束されて得る物語より、短時間でソコソコの断片が望まれる。
上記エントリを読んでなるほどなと思った。
1時間のバラエティ番組の面白い部分だけがそのままYouTubeにアップロードされているのをよく見かける。
1時間のバラエティ番組は冗長的で見ててもダルいなと思うことがあるが、
YouTubeにアップされている動画は前後を知らなくてもそこだけで面白いと思えることが多い。また、アップロード者が面白いと思えるところを抜き出しているので面白さは保証されているし短時間で楽しめる。
個人的にテレビの面白さの質は昔と変わらない気がする。断片化に慣れてしまったので「面白い部分」に辿り着くまでに飽きてしまっているのだと感じた。
もう一つ別の記事を紹介する。
「ニコ動をやってて、『みんな、だいだい2分で飽きるな』って思ったんです。2分で『飽きた』とか『長い』とかコメントが付くから、ニコ動に上げていたのは大体2分半とかそんな動画なんですよ。
ヒャダインこと前山田健一「ニコ動ではみんな、だいだい2分で飽きるなって思った」 - NEWS | 太田出版ケトルニュース
今の若者はテレビ離れをして、共通の話題がアニメ・ボカロが中心と聞く。
その世代がよく利用しているであろうサービスがニコニコ動画だと思う。
このニコニコ動画には面白いコンテンツが沢山あるので、序盤でツマラナイと判断されるとブラウザバックされることが多い。*1
テレビは放送時間で面白い部分を希釈している気がする。
結局現代人にとって面白いと思える部分は 昔とそう変わってないけど、ネット上には似たような面白いことで溢れているから断片化して「面白い」と思えるゴールに近づけたもん勝ちになってるのかもね。
つまり何が言いたかったかって言うとあの記事読んで紹介した2つの記事を思い出したってだけです。
*1:【Minecraft】マイクラあるある講座【マインクラフト】 (sm19115019) - ニコニコ大百科 , 序盤がつまらなければブラウザバックするのはあるあるネタになっているくらいニコニコ動画では当たり前のようだ