CDJ350等で日本語が表示できない仕様への対策

ファイル名をローマ字に変換するツール作ったって話です。

はじめに

CDJ 350/400/850/900(旧) はUSBメモリでDJすることができるが、残念なことに日本語表記に対応していない。

CDJ-350の説明書を読むと曲名やアーティスト名はid3タグに書き込まれているものではなく、rekordboxで管理されているデータが必要になるらしい。つまり、USBメモリに使いたい曲をドラッグ＆ドロップで持っていくのではなく、rekorodboxからUSBメモリに楽曲データをコピーする必要があるようだ。

自分の場合、普段楽曲管理をiTunesとSeratoで行っている為、rekorodboxを導入してちゃんとした管理が行えていない。たまにはUSBメモリで遊ぼうかなと思っても、USBメモリに入っている曲が「01 ????」と表示され、自分が使いたい曲に辿りつけないことが多い。また、BPMでのソートもできないため、即興で曲を繋ぐのも大変だと思う。（rekordbox経由で入れればBPMのソートはできるみたいだけど、どちらにせよ曲名が???の時点で勝手が悪い）

id3タグ一式ローマ字にしてrekorodboxで管理したら良いのだろうけど、日本語表記の曲と重複するのは嫌なのでやはりrekordboxでの管理はナシ。

対策1(ファイル一括リネーム)

ファイル名をローマ字に変換してしまえば良いのではないか？

ということでググったら普通にあった。

Ganmigiというソフトにファイルをドラッグ&ドロップするだけで簡単にローマ字のファイル名にリネームすることができる。

www.vector.co.jp

元ファイル

リネーム後

これだけで十分遊べるようになった気がする。

ただし冒頭で述べたBPM順にソートして選曲できたほうが個人的には楽なので、ファイル名の先頭にBPMも表示させたい。

CDJ350だと曲を探すのが結構面倒。

対策2(ローマ字に一括リネームし、ファイル名の先頭にBPMを表記する)

日本語をローマ字に一括変換して、ファイルの先頭にBPMをくっつけられるツールは探してみたけど簡単には見つからなかった。上記Ganmigiでローマ字リネーム後にMP3tag等で一括リネームする方法も考えたが、ちょっと面倒。

なのでmp3ファイルをドラッグ＆ドロップしたら、BPM_ローマ字の曲名.mp3のファイル名に変換するツールを作った。（UIは相変わらず適当）

変換後ファイル

Ganmigiと比べたら体裁や変換精度がイマイチだが、個人で使う分には十分なものになったと思う。

早く家に帰って試したい。

（出張先で作ったためしばらく試せそうにない）

【追記】

一覧をD&Dで並べ替えられるようにした。

ついでにiTunes等で作成したプレイリストをD&Dして、プレイリストの順番通りに連番を振る機能もつけた。

 

変換結果

並び順は適当だけど、iTunesとかでセトリ組んで練習しやすくなると思う。

CDJ-350もかなり前からある機種だけど、当時から使われている方たちはどう対応していたんだろうか。